ダイエットスタートから約5か月後の9月某日、久しぶりの体重測定に臨んだくーたん。
ドキドキの測定結果は…、6.8㎏!スタート時(7.4㎏)から見事、0.6㎏の減量に成功です!
くーたん、確かに腰回りがすっきりして、見た目もスマートになったようですね。
飼い主の古森さんに、くーたんのダイエット成功の秘訣を教えていただきました!
もともと散歩が苦手だったくーたん。毎日少しずつ距離を伸ばして、歩くこと自体に慣れさせました。「わんダント」を付けて歩数をカウントしていると、日を追うごとにたくさん歩けるようになってきたのが目に見えるので、すごく励みになりましたね。例えば「昨日は9000歩だったから今日は1万歩目指そう!」というように、具体的な目標が立てやすいのでモチベーションがキープできるんです。今では朝夕30分ずつの散歩が我が家の日課としてすっかり定着。散歩を中心に生活のリズムが整い、すごく健康的になった気がします。
わんダントを使い始めてよくわかったのは、くーたんは私が仕事で留守にしている間、ほとんど動いていないということ。そこで週に数度、犬の保育園に行かせることにしたんです。すると日中の歩数の大幅UPに成功!ただ、保育園ではほかの犬と一緒なので、くーたんのストレスにならないかちょっぴり心配だったんです。でもわんダントで「ぶるぶる」の回数(※)を見ると普段と変わらないことが確認できたので、今では安心して通わせています。
(※体を震わせる回数のこと。一般的に犬は緊張やストレスを感じた時に体を震わせると言われている)
運動とともに食生活の見直しも徹底。市販のドライフードの量を減らして、その分、お豆腐や野菜などヘルシーな食材をトッピングしてカサを増やす工夫をしました。ゴボウやおからなど食物繊維の多い食材をよく食べるせいか、お通じがよくなりましたね。おやつはゼロにしようかとも思ったのですが、あまりにもくーたんが可愛そうなので(笑)、与えるおやつの種類と回数、量を見直すことに。ジャーキーなど高カロリーのものは避け、低カロリーのものをごく少量ずつ与えるようにしています。
これまでのダイエット生活を振り返って、実感しているのは「記録すること」の大切さ。毎日、わんダントで歩数や食事、排せつの回数を記録してデータ化すると、小さな変化にも気づきやすいから達成感が味わえるんです。だからこそ、5か月も継続できたんだと思います。
一番の目的はダイエットでしたが、くーたんの健康管理を習慣にできたことも飼い主として、とても大きな収穫でした。くーたんももう9歳で立派なシニア犬。これからもわんダントを活用して健康管理と体重コントロールを心がけ、いつまでも元気なくーたんでいてほしいと願っています。
運くーたんと古森さんを悩ませたのが、今年の夏の猛暑!歩いて運動量をUPしようと思っても、暑さのために外出を断念することもよくあったのだとか…。そこで古森さんが実行したのは散歩時間の変更。朝は5時台、夜は日没後の遅い時間を選んで散歩へ出かけるようにしたそう。「早起きは正直つらかったけど、暑い時間に出かけて熱中症にでもなってしまったら本末転倒。朝、起きられなかった日は潔くお散歩を中止し、その分、室内でボール遊びをしたりして運動させるようにしました。また、わんダントで測定した前日の環境気温を見ておくと『この時間はまだ暑いからもう少し遅くに行こう』という具合に、散歩時間を調整できて、便利でしたよ!」。古森さんが、くーたんの健康を第一に考え柔軟な姿勢でダイエットに臨んだのも、成功の秘訣だったようですね!
フリーアナウンサー・通販プレゼンター・ラジオパーソナリティなど多岐に渡って活躍されている古森さん。以前から動物保護活動に興味があり、約1年前に保護団体からくーたんを引き取り念願の"犬との暮らし"を始めた。また、くーたんのダイエットを始めた当初、マッサージの勉強を始められた古森さん。無事にマッサージセラピストの資格を取得し、「これからはライフワークとして様々なWanとマッサージを通してコミュニケーションを持ちたい」と頑張っています。
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わんダント本体から転送した「歩数」「ぶるぶる」「環境温度」などのデータはわんダントサイトの「マイページ」で確認できます。データはグラフ化され、飼い主さんが入力した「食事」「うんち」「おさんぽ」の記録とあわせて表示されます。
日々の出来事を「日記」に記録することができます。お出掛けやお散歩、お友達と遊んだ記録はもちろん、通院や投薬、ワクチン接種の記録にも使えます。
お誕生日や旅の思い出などの記念写真から日々の成長の様子まで、1日1枚、毎日コメントを添えてアップすれば、見返すのも楽しい、貴重な記録となるはずです。
くーたん、古森さん、0.6kgの減量成功、おめでとう!散歩が苦手だったくーたんが、わんダントを活用してすっかり散歩好きになり、散歩を毎日の習慣にできたのは、本当によかったですね。引き続き、運動と食事の量を上手にコントロールして、理想体重(6.5kg)を目標に頑張りましょう。これからの季節は屋外で愛犬と運動するのに最適な季節。散歩時間を延ばすことに是非挑戦して下さい。食事については、もう少しフードの量を減らしても大丈夫。野菜のトッピングはよいアイディアですが、カボチャやイモ類は意外と糖質が多いので与えすぎは禁物です。また野菜ばかりでタンパク質不足にならないよう気を付けてください。なお、今は健康そのもののくーたんですが、犬も加齢とともに病気にかかりやすくなります。特にダックスフントは足腰のトラブルを起こしやすく、重症の場合は歩けなくなる場合も。急に歩数が落ちてきたり歩くペースが遅くなってきたら要注意。わんダントで毎日記録してデータの変化を見逃さないようにしてください。古森さんはわんダントを上手に活用して歩数や気温、「ぶるぶる」の回数だけでなく、食事の内容や回数、排せつの有無、その日の出来事など丁寧に記録されていますね。こういったデータの蓄積はくーたんのライフログ(生活の記録)です。かかりつけの動物病院で受診するときにはぜひ先生に見せてください。くーたんの日常生活を知る上でとても参考になると思います。もちろん飼い主の古森さんにとっても、くーたんとの生活を記録した大切な宝物になることでしょう!
(成城こばやし動物病院 院長 小林元郎先生)