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ペットの寿命は昔に比べて延びた反面、肥満など生活習慣病をもつ犬が増えました。 そこで登場するのが、富士通が開発した愛犬の健康管理を 応援するアイテム「わんダント」。記念すべき第1回のチャレンジャーは、 飼い主の古森さんと9歳のくーたんです。健康的な体を目指して、いざスタート!
小林先生
古森章斗さん
くーたん
(ミニチュアダックスフンド・9 歳 )
フリーアナウンサー・通販プレゼンター・ラジオパーソナリティ・マナーや話し方の講師など。野菜好きが高じて2010年にジュニア野 菜ソムリエを取得。その後アンチエイジングを学び、べジフルビューティアドバイザーや収納アドバイザーの資格も取得。
http://ameblo.jp/comolyn/
 
一緒に生活をはじめてまだ半年
 
  「今まで動物保護活動に関心があり、いろいろな団体に寄付したこともあったのですが、実際に犬を飼うのは実はくーた んが初めてなのです。フェイスブックの里親募集の記事でくーたんを見つけてひとめぼれ。自分が今、保護犬を飼うことは考えていなかったのですが...」と古森さん。今まで7回も飼い主が変わり、散歩にもほとんど連れていってもらえないなど、以前はいろいろな辛い思いをしたこともあったようでした。何を食べてきたのか、何が好きなのかなど、まったくわからなかったと言います。でも1週間のトライアルのあと、そのまますんなりと新生活をスタートさせた古森さん。「思いのほか相性がよかったのです。私自身ペットを飼うのが初めてということもあり、まったく先入観なく世話をすることができました。トイレがうまくできなくても、最初はこんなものかな?って思ってましたから」。取材中もずっと古森さんに甘えているくーたん。一緒に生活をしてまだ半年とは思えないほど自然です。
  おやつのあげ過ぎが肥満の原因!?  
  「毎朝6時に起床して1時間ぐらい散歩します。朝食のあと仕事に出かけるので、くーたんは家でお留守番、夜は時に夕食というサイクルで、不規則だった私の生活リズムも一変しました。ただ、 私自身おいしいものが大好きで一緒に食べたくなり、ついついおやつをあげすぎてしまったのが肥満の原因ではないかと思います」と反省する古森さん。ミニチュアダックスフンドの平均体重は5〜6キロですが、くーたんは現在7.4キロ。平均kgの成人男性で考えてみると、プラス20kgの状態に!!
  毎日の健康管理が簡単に  
  「わんダント」は首輪を使用する愛犬専用の歩数計で、歩数以外にもぶるぶるする動作や環境温度も自動的に記録されます。本体に記録されたデータを「わんダント」のサイトに転送すれば(「わんダント」 アプリのインストールが必要)、一日の生活記録をパソコンやスマートフォンで確認することができるのです。
そこでさっそく、くーたんに「わんダント」を装着。ベルトで固定するので嫌がるかと思いきや、とっても簡単につけられました。ベルトの長さを簡単に変えることができるので、首まわりが太めの犬でも安心です。
「くーたんに与えたごはんの量や時間、 散歩の回数や時間、うんちをした時間や状態もパソコンに入力するだけだから簡単ですね。歩数やぶるぶるの回数、環境温度のデータが同じ画面の中でグラフ化されるので、日々の変化もわかりやすく、 健康管理に役立ちそう」と古森さん。 そのほかにもお出かけや散歩の記録はもちろん、病院の通院や投薬、ワクチン接種の記録、体調の変化で気づいたことも書き込むことができます。
  愛犬との思い出が成長記録に    
  「わんダント」サイトには散歩中や遊んでいるときのうれしそうな様子、寝顔などベストショットをアップすることも可能です。「誕生日や旅行の思い出などいろいろな写真を残せるのがうれしいですね。毎回コメントを添えれば、日々の成長もわかるので一石二鳥です。見返す楽しみもあるし貴重な記録になりそうです」
時間の装着がむずかしい場合は時間を決めて毎日同じ時間帯に装着するようにすれば、無理なく続けられます。
「まだまだ始まったばかりのくーたんとの生活ですが、元気で楽しい生活を続けるために、毎日しっかり健康チェックしていきたいと思います」
小林先生
       
   【コラム】犬の肥満は飼い主がつくっていた!
  小林先生

「運動量、食事の量などのペットの生活習慣を決めているのは飼い主です。肥満に対してみなさんが危機感を持てないのは自分に置き換え てイメージできないからかもしれません。たとえば5kgの小型犬の500gは一般的な成人男性であれば約5〜6kgに相当します。肥満は不治の病ではありません、ラッキーなことに改善できる状態です。愛犬が快適に過ごせるかどうかはあなたの覚悟ひとつにかかっています!

成城こばやし動物病院 院長 小林先生

小林先生
「めざせ!スリムわん! 」ダイエット大作戦は次号でもレポートします!おたのしみに!
小林先生